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2012.6/1 俺の見たかったウメハラ

 ウメハラに抱いていたイメージは「厳格」。無駄なことは喋らない。適当なことを聞いたらこっちの精神がボロボロになるまで破壊されてしまいそうな恐ろしい雰囲気。でも最近露出が多くなって、そんなに悪い人ではないような気がしてた。どういう性格なのか知りてぇなあ、どうやって聞けば教えてくれるんだろうなと考えてたら自分から喋ってくれて助かったというのがこの本。

勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

 

 

 自分の生き方と親の気持ちとを全てひっくるめて悩むウメハラ。友達に余裕を持って接することができなかった日のことを恥じるウメハラ。そういうエピソードひとつひとつから導かれるウメハラの人生訓は人間味を帯びている。だから、冷酷無比なただの「正論」にはない不思議な説得力がある。
 極めれば極めるほど社会的には認められないゲームという世界でウメハラは何を考えてここまできたのか。長い目でみたらやっぱり天才だけど、ある部分を切り取れば普通の男。でも人間ってそれで上出来なんでしょうね。

ウメハラファンは本屋で買え!ブックオフで買うな!!
サイン入りの本をヤフオクで売るな!!!